夏越しの供養ふたつ




前から気になっていた「鹿ヶ谷カボチャ供養」
毎年七月二五日。
今年は運良く日曜日。

安楽寺は京都の東山、鹿ヶ谷にあります。
法然院の少し南。
ここは法然さんのお弟子さんがはじめたお寺で
門の感じなんかも、法然院に似ています。

お寺の縁起をおききしたあと、かぼちゃの炊いたんをいただきました。
しょうゆがきいていて、甘いかぼちゃ。

離れで檀家さんたちだろうか。
みんなで、たっくさんのかぼちゃを、おくどさんで炊いてらした。




夜になって、今度は下鴨神社へ。
今度は「みたらし祭 」(=足つけ神事)。
土用の丑の日に境内の「みたらしの池」に足をつけると
疫病・諸病に効有りと信仰されている伝統行事です。

湧き水のこの池の水はあっついこの季節でも、とてもつべたい。
夏休みの始まったばかりの今日。
老いも若きも、きゃあきゃあ言いながら、ろうそくをもって池を歩く。

そうしてろうそくをお供えして、
池から上がってお水をいただきました。

夏らしい夜でした。




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