今年は近年まれにみる紅葉のうつくしい秋のといわれてます。
京都に来て4回目の秋。
確かにいままでで最もあざやかだと感じます。
憧れの職業、落ち葉掃き。
長くゆるやかな階段を上って、 秀吉の北の政所、ねねが開いた高台寺[website]へ。
高台寺は東山の、円山公園と清水寺のちょうど間にあります。
ご近所だけど秋に訪れたのははじめて。
この寺はなかなか商売っけがありまして、
「夜の特別拝観」という新たなスタイル(マーケット)を生み出したとどこかで読んだような。
高台寺では年に二回(桜と紅葉のシーズン)しているし、
最近はいろんなお寺で同じように夜の特別拝観をするようになりました。
ささ、中へ・・・
うーむ、紅い!
池のまわりのもみじの木。
あまりに葉が紅いから、反射して幹もあかく染まります。
池、そして覆いかぶさるもみじ。
このスポットは三脚等々重装備で撮影に挑むカメラ好きのおじさんたちが皆狙ってました。
中国語を話すカメラおじさん集団も来てました。
香港の人たちかなあ。
「開山堂」から、ねねの遺骨が納められた霊屋(たまや)へと続く階段。
山の斜面を這って、のぼっていく。
屋根の曲線がきれいだ。
霊屋の側に、ひときわ鮮やかなもみじがありました。
あきらかに他の木と違う。
オーラをまとったスターのよう。
[→大きい写真]
枯山水の庭園。
しかし。新しものずきの高台寺、モダンアートの場になっておりました。
壺がごろごろと転がっているのだが、ようわからん・・・
渦。これはぐっときた。
吸いこまれそうになります。
紅葉とは別に、青々としていた苔。
そして竹林。
平日の午前中、仕事をサボって行ってきました。