1998/9/30 wednesday



昨日と同じ、ホテル近くのカフェで朝ごはん。
今日はスープにする。NYのカフェには「スープ」という文化がある。
本日のシュープは2種類。アスパラのクリームスープにしました。パン付き。
おいしかったなあ… セロリが効いていて、アスパラたっぷり。にんじんも入ってる。大満足。
棚にあった雑誌「New Yorker」など、みちゃったりする。


今日も自然史博物館へ向かうが、途中下車して本屋に入ってしまった。
日本でも訳されている“Ultimate Visual Dictionaly”(『分解博物館』)の
サイエンス版“Ultimate Visual Dictionaly of Science”が出てた。この本すき。
インドの本もたくさんあって、つい長居してしまった。
でもインド舞踊の本は皆無でした。ちょっとむっとする。


メトロポリタン・オペラを観ようと思って、チケットの様子を調べにリンカーンセンターに行く。
“The Juilliard School”ジュリアード音楽院があった。


あれー? デジカメのフラッシュが壊れちゃったよ。
ホテルにて。




今日はちょっと雨も降って、どんより空の1日でした。寄り道ばかりしていたら、自然史博物館に辿りつかなかった。うーむ。MoMAも今日は休館日だった。あと明日、明後日しかないだなんて信じられない。

この夜はまた、朝と同じカフェに行ってちょっとゆっくりする。フルーツタルト(生のブルーベリー+ラズベリー)がおいしかったなあ。道路にある、外の席に坐る。机はなくて、ただ横長のベンチがあるだけ。そのベンチの後ろのガラスを挟んだ、店内の席には高校生くらいの黒人の男の子、白人の女の子、東洋人の男の子の3人が楽しそうに喋ってる。そんな街。

ここで葉書を何枚か書いた。この葉書は次の日、メトロポリタン美術館に忘れて(あるいは落として)結局なくしてしまうのだけど、なんとこれが届いていたんだ。投函してくれたNYの誰か、ありがとう。

みんな勝手に生きてるけど、でもどこかいい雰囲気があるように思える。小さな気遣いと、それをみせびらかさないことなのかなあ。ドアを開けて待っているのも、いかにも待ってますというのではなく。それが常識なのだからそういうものなのかも知れないけど。でも何か、やっぱり上手い。それと、人の顔(=眼)を見ずに、ぶつからないように歩くのが上手だなと思った。いや、単に私が下手なんだけどね…
おっと明日は25歳の誕生日だよ。