1998/9/28 monday


今日はすばらしい日でした。

唯デジカメのメモリカードをホテルに忘れてきたことを除けば。
自然史博物館の地下鉄の駅から出て、目の前にしたときのときめきを1枚、と電源オン。
“メモリカードを入れてください” ――キャー!

今日一日を、一言でいうなら…


シアワセ
シアワセ。




本日の収穫。

昼寝の代償(涙) …ピアス。
セントラルパークのシアワセをかみしめてごろごろしていたら…
なくしてしまった。




アッパー・ウエストサイドは気持ちのよい街。とてもよいベーカリーカフェがあって、チーズケーキ、カプチーノのおいしいことったら、もう。陽だまりで(まぶしすぎるくらいだったけど)ごくらくな朝ご飯、いや、ブランチ。それに自然史グッズのすばらしい店があった。蝶、虫、サソリの標本やら骸骨レプリカ、いろいろポスターがところ狭しと博物館みたいに並んでいるんだ。また行こう。

ふらふらしていたらやはりセントラルパークに引き寄せられてしまいました。――しかしセントラルパーク!! 泣けますな。最高でしょう。ぬぼ〜〜 としてたら午後も過ぎてしまって、自然史博物館は明日に延期。おいしいものは明日にとっておく。

セントラル・パークでは映画の撮影をしていた。超・WASPなカルフォルニアからヴァカンスで来ているおじさん「マーク」に捕まって、ジョン・レノンのストロベリーフィールズやダコタマンション、シェイクスピア庭園など、あちこち案内されることになる。日本のおせっかいとsはちょっと違うけど、でもおせっかい。というか、ナンパされたのでしょうか? いかにセントラル・パークが素晴らしいか、ニューヨークが素晴らしいかについて語り合う、というか聞く。マークによれば、セントラル・パークはグランド・キャニオンよりも素晴らしいという。…それは違うよなあ。でも大まかには同意する。セントラル・パークは素晴らしい。ブロードウェイは元はアメリカ先住民の道だった・説は、マークによってあっさりと否定される。まあWASPだから。

じゃーね、マーク。その後は馬鹿みたいに歩いてあるいて、仕事おわりのニューヨーカーと同じ歩調で、ずっと歩いた。“Good Night”とお互い声をかけあって、陽が沈む前にオフィスから出て行く人たちに何だかほっとする。

結局、アッパー・イーストサイドの90th Streetくらいから17th Streetまで、70ブロックは歩いてしまった。マジソン・アベニューはゴージャスで、1軒の店にも近寄らなかった。ゴージャスな街。マンハッタンの縦半分歩いたぞとちょっと嬉しい。(次の日、とても足が痛かった)

最後にバーンズ&ノーブル、5th Avenueのメインの店は、ちょうど新宿3丁目の紀伊国屋みたいにごちゃごちゃしてる。DK BooksのNature Encyclopediaという本を買う。動物の本を食い入ってみているおじさんとちょっと言葉を交わして、ほのぼのする。

今日は早く寝よ。10時すぎ。