ピーカンにて、お花見に出かけました。
最高のお花見休日。
京都は人で溢れかえってました。
近くてお気に入りの蹴上(けあげ)へ。
去年も来ました。
電車で行く場合は、地下鉄東西線蹴上駅を降りてすぐ。
蹴上にある赤レンガの建物は、琵琶湖疎水記念館。
琵琶湖疎水は、明治時代の京都の総合開発だったそうです。
京都と琵琶湖、つまりは大阪湾から琵琶湖を結ぶ水路であり、
京都にとっての水道水確保であり、
またその水力を利用して発電もした。
その電力で市電が走ったり、京都の近代化のみなもとになった。
[website] http://green.sakura.ne.jp/~hashimoru/keihankan/yodogawa-sosui.htm
で、ここ蹴上では水の流れに傾斜がありすぎるため、
琵琶湖に向かう舟をレールに乗せて急こう配の斜面を引きあげる“インクライン”が設置されたと。
それがここ。
車がぶーぶー走るようになり、水路の必要なくなった現在は、お散歩、花見コース。
こういうかんじで、お花見客が訪れると。
お弁当は、いづ重の「ちらし寿司(並)」。
老夫婦もお花見。エレガントなおふたりでした。
水力発電は今でもされているようです。市電はありません。でも復活させようという動きはある。
水道水としては、今もガンガン使われています。
さて、同じ日の午後。
着物に着替えて(着せてもらって)南座へ。
坂東玉三郎舞踊公演で「鏡獅子」。
普段は女形ばかりの玉三郎の勇姿。美しかった!