師走、顔見世




今年も顔見世がはじまりました。

11月30日が初日です。

顔見世興行とは、劇場と役者が専属契約を結んでいた江戸時代、
新しい年の顔ぶれのお披露目(=かおみせ?)のために行われたのが始まり、とのこと。

今年も「まねき」、役者の名前がこんなふうに飾られます。
まねきのまわりには、松がびっしり。

今年は凄い豪華キャスト。
江戸の尾上菊五郎・菊之介、市川團十郎・新之介、尾上辰之介改め松緑。
そして上方の鴈治朗など。

歌舞伎発祥400年、それを記念してでしょうか。


南座周辺に、ぼんぼりがたくさん。
スポンサーの殆どは、清酒メーカー。

今年の演目は、
仮名手本忠臣蔵、

勧進帳など、派手な演目多し。

それと今回は、歌舞伎三之介のひとりだった尾上辰之介が「四代目尾上松緑」になる、。
その襲名披露でもあります。
その「口上」これも立派にプログラムに入っていることがちょっと面白い。

にしても今回は歌舞伎の三之介が全員出て、
そのひとり、辰之介は三之介を卒業。
で、おやじども、菊五郎と團十郎が出る。

うーん。豪華だ。

四條川端大橋東詰南側、南座にて、26日千秋楽。
私は、25日の昼夜両方の席をとりました。




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